さんたりのキャンプオレ！

前日まで予定になかった父子キャンプ。
有給消化のために突然休みとなった週の真ん中水曜日とその手前の火曜日。嫁さんに連休になったと伝えると、「行く？」だなんて聞いてきます。そう言われて「行かない」なんて言えるキャンプジャンキーが居るでしょうか？

あ、僕はジャンキーと言えるほどじゃありませんが。




月曜の帰宅後に突如として決まったキャンプ。
平日なので、勿論嫁さんは不参加。小学生のハナもダメ。ソラはちょっと勘弁して欲しい・・・。

よって、参加者は父とソウの男子チームです。

なんとも頼りない二人組ですが、ウッキウキで出発しましたｗ

平日なので、女子チームを送り出し、簡単に積込みしてから出発です。
行き先は姫路の牧野キャンプ場。だって、他に思いつきませんもの。


ただ、良くも悪くも な～～んも無いのが牧野キャンプ場。
あんまり早く着いてもソウが時間を持て余しそうだし、昼飯の準備をするのが面倒なので、お昼は済ませてから出発することに。


ところが。
昼御飯が終わっても、管理人さんに連絡がつきません。
仕方ないので取り敢えず出発。道中、何度か連絡してみますが、電話の向こうでは空しい呼び出し音が鳴るばかり。キャンプ場に着いても連絡が取れないようなら、別のキャンプ場に行くつもりで進みます。

とうとう、キャンプ場に着いてしまいました。
諦めきれずに最後の一本と思ってかけた電話が、３コールくらいであっさり繋がりましたｗ

今日の一泊をお願いすると「だれも居ないから、好きな所にどうぞ」と言っていただけましたが、少し戸惑っておられるようでした。今回の僕たちは、ハッキリ言って迷惑な客です。平日なんだから管理人さんだって暇じゃないんです。事前に予約するのがマナーです。もう二度とこんなことはしません。猛省しました。
営利目的のキャンプ場なら遠慮しませんが、ココはそうじゃありません。
そんなこと分かっていた筈なのに。
僕たち親子が楽しければそれで良いのか？
そんなバカ親子は猪に襲われてしまえば良い。


猪に襲われないことを祈りながら、ちゃちゃっと設営します。















勿論、この場所です。
















こういう時のために買った、ドックドーム！















購入前に色々調べていた時、「ドックドームの前室側に小さめインナーを入れるとリビングが広くなって使い易い」という記事を読んでいました。嫁も読んでいました。出発前にドックドームで行くことを伝えると

「やってみて」

と、指示が出ました。















やってみました。（後室側から見たところ）
















なるほど。なかなか広いリビングができた。
















インナーから見たところ。















カンガルーにしたのは、10年前から持っているヨーレイカツーリング２のインナーです。サイズは150×200（のはず）。以前、日時計の丘でソウと父子キャンしたときに、ロッジシェルターに入れて使ったことがあります。コールマンのツーリングドームより少し大きいくらいで、サイズ的には親子二人がピッタリなインナーです。


今回は東屋があるのでドックドームには何もいれませんでしたが、親子二人ならまずます快適に過ごせるかな？
椅子もテーブルも大きなものだと邪魔でしょうが、ヘリノックスと焚き火テーブルくらいなら荷物の置き場や冬の暖房器具スペースも確保できそうです。















前室側。















前室側から見ると、お手頃ドームテントの入口みたいですね。
使う頻度の低い荷物とかならこちらにも置けます。

いままで専用インナーを使っていたのでコチラが入口だったのですが、ちょっと入口の高さが気になるんですよね。Sibleyにしろロッジシェルターにしろ、屈まずに出入りできますからね。ま、それくらいの不便は我慢するのがキャンプのはずなんですけどねぇｗ

今回、前室側にカンガルーしたことで初めて後室側から出入りしたわけですが、それは初めて後室側のドアを開けたということでもあります。そこで、このテントが良く考えられてるということを改めて知りました。















ドアにサイドウォール付いてるやん！
















勿論、巻き上げ可能。この状態でメッシュにすることも出来ます。















さすがにシェルターとしての使用も前提にされているだけのことはあります。
偉そうに書いてますが、こんな高っっっいテント買うんだから、ちゃんと調べとけっちゅうはなしですね。でも、おかげで『得した感』が溢れてきます。幸せです。小市民です。




テント相手にゴソゴソしていて、ふと気が付きます。

「ソウは何してんの？」














居た。
















虫取り網でカエル捕まえてきた・・・・。















標準より少し小さいと思われるサイズのカエルなのに、素手で触れない・・・・。

父はちょっとショック。















そのポケットにペットボトル入れたら、ポッケビヨンビヨンなるやん。それもショック。















それからは、二人でのんびり過ごします。ラジコンしたり、ボール遊びしたり。
いつもはハナがいるので、ついハナとばかりボール遊びしてしまいます。
だって、キャッチボールにしろサッカーにしろ、ハナの方が上手だから面白いんですもの。（ダメ親父）
それに、ソウはすぐにフザケるので、キャッチボールしててもボールはあらぬ方向へ。
取りに行くのシンドイねんもん。（デブ親父）
それが、久しぶりに二人だけでボール遊びしてみると、色々と上達していてビックリ。勿論、ハナに及ぶワケはありませんが、飛躍的に上手くなってました（バカ親）

普段はハナも交えて三人でボール遊びするので、ハナよりうんとヘタッピな自分が恥ずかしいのかも知れません。だからふざけてしまうのかも。ついこの間も、彼の男としてのプライドを深く傷付けてしまう一言を発してしまったたことがありました。半年前なら、ソウも傷ついたりはしなかったはず。
ソウの成長を見落としていた父の不徳のいたすところ。申し訳なかった。

もっとちゃんと一緒に遊んで、子供たちの成長を見逃さないようにしようと思ったことでありました。











ひとしきり遊んだら、お風呂と買出しに出掛けます。
お風呂は香寺荘。帰りにスーパーで夕食の買出しです。冷凍ピラフとか枝豆とかウィンナーとか、そんなんです。相変わらず料理できません。















虫は思ったほどじゃありませんでした。
















ランタンも用意したけど使うことは無く。















椅子とテーブルと食器類くらいしか使いません。良いキャンプ場があるもんです。
シングルバーナーでお湯沸かしたり、ピラフ炒めるだけのお手軽晩御飯。良い時代になったもんです。















父子の時だけあらわれる乾杯写真ｗ
















こんなキャンプ飯でもよく食べてくれます。ありがたい。















二人でも意外に楽しい晩御飯が終わりに差し掛かったころ、一台の車が入ってきました。
車から降りた男性がコチラに向かってきます。
ちょっとドキドキしましたが、しょうちきさんが遊びに来てくれたのでした。

はじめましての挨拶をして、差し入れ頂いたりなんかして、結局日付が変わるまでお話させて頂きました。

グルキャンとかにもあまり縁が無く、キャンプ場でばったりブロガーさんに会うこともそんなにない我が家。久しぶりのお初にお目にかかるブロガーさんに、ちょっと緊張してしまいましたｗ
そのせいもあってか、自分で意識したよりお酒が回っていたらしく、ベラベラ喋ってしまいました。仕事帰りに寄っていただいて、翌日も仕事なのに遅くまで引き止めてしまって、スイマセンでした。
これに懲りずに、またどこかで御一緒させていただけると嬉しいッス。









明けて翌朝。


昼には自宅に帰還しなければいけなかったので、ちゃちゃっと朝御飯を済ませます。















フジパンにも、こんなのあるんですねー。















昼夜の温度差が大きかったからか、地面は朝露でびっしょり。幕も思ったより濡れています。

幕はギリギリまで乾燥させて、なんとか乾燥撤収できました。
積載に余裕があると、最後に幕を積み込むことができるのが良いですね。いつもパンパンに積んでいる我が家は、どうしても幕の上にも荷物を積まなければならないので、アウトが早いキャンプ場の朝露は手強い敵なんです。















さ、帰ろう。














急遽出掛けた父子キャンプ。
色々反省点もありましたが、ソウと二人、男子チームでのんびり出来た良いキャンプでした。

来月は、嫁さんの会社の同僚家族とグルキャンの予定もあるし、月末には帰省の予定も。
そろそろ夏って感じの気候になって欲しいなー。







おしまい